こんにちは。今日から新しい案件に参画することになりました。
私はインフラエンジニアとして、クラウド上に構築される環境に参加しています。
この案件では、SharePointのほかにも、IISやSQL Serverの構築・設定が関わってきます。
ただ、正直に言うと…「SharePointって名前は知ってるけど、中身はよくわからない」という状態でした。
そこで今回、自分なりに「SharePointって何?」をざっくり整理してみました。
初学者の視点から、インフラ寄りの立場でまとめていきたいと思います。
SharePointって一言で言うと?
Microsoftが提供している情報共有基盤で、ドキュメント管理・チームコラボ・ワークフローなどが可能です。
ファイルサーバ代替や、簡易な業務アプリの基盤としても使われています。
SharePointにはどんな種類があるの?
SharePointには大きく分けて2種類あります。
- SharePoint Online
Microsoft 365 に含まれるクラウドベースのサービス。
ブラウザ上で完結し、保守コストが低いのが特徴です。 - SharePoint Server(オンプレ)
自社サーバやクラウド上に構築するタイプ。
自由度が高く、カスタマイズや独自構成が可能です。
今回私が扱うのは、Azure IaaS上に構築するオンプレ版のSharePointです。
仮想マシン上でIISやSQL Serverを組み合わせて動作させる形になります。
オンライン版だと構成や各サービスの役割を意識する機会が少ないため、今回はオンプレ版を通じて、基盤全体の仕組みをしっかり理解していきたいと考えています。
SharePointでできること(ざっくり)
- ファイルのアップロード・共有・バージョン管理
- 社内ポータルや部門サイトの作成
- ワークフローや承認フローの実装(Power Automateとの連携)
- アクセス制御(Active Directory連携など)
見た目はWebサイトに近く、用途としては「社内用の情報ハブ」になります。
インフラエンジニア視点で気になるポイント
- IISとの連携・構成(Webアプリケーション)
- SQL Serverとの接続/パフォーマンスチューニング
- サービスアカウントや権限設計の複雑さ
- Azure IaaSでのネットワーク設計(NSG、VMサイズ、可用性)リスト
まだ触り始めたばかりですが、これから現場でハマりそうなポイントはしっかり記録していきたいと思っています。
今後について
このブログでは、今回のSharePoint案件を通じて学んだことを
インフラ視点・エンジニア視点から発信していきます。
予定しているトピックは以下の通りです:
- SharePoint 構築手順と初期設定のポイント
- IISの構成/ログ管理/チューニングメモ
- SQL Server構築・接続・認証に関する実践知識
- SharePointでの開発的カスタマイズ(リスト、ワークフロー、権限まわり)
- TypeScriptを使ったカスタマイズの入り口(SPFx)
「手を動かしながら知識を深める」ことを大切にして、わかりやすい形で残していくつもりです!
まとめ
初めてのSharePoint案件で、まだ右も左もわからないことも多いですが、
だからこそ「初学者が現場でどう成長していくか」を記録していくのは価値があると考えています。
もし同じようにSharePointやインフラ構築に関わる方がいれば、
このブログが少しでも参考になれば嬉しいです!
これから本格的に作業に入るので、進捗や学びがあればまた更新していきます!
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。
おまけーTypeScriptも使える?ー
最後に少しだけ、SharePoint開発についての豆知識です。
SharePointには、TypeScriptを使った開発の選択肢もあるようです。
特に、SharePoint Online 向けの「SharePoint Framework(SPFx)」 という開発モデルでは、TypeScript + React が標準技術として使われています。
私自身はまだ構築メインの立場ですが、将来的にWebパーツのカスタマイズや、ユーザー画面の改善に関わる機会があれば、TypeScriptの知識も活かせる場面がありそうですね。
開発もできるインフラエンジニアとして、開発寄りの情報も、今後少しずつ取り上げていければと思っています!
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