こんにちは、AI活用の発信をしているコシです。
今回は、「MCP(Model Context Protocol)」を利用するための事前準備として、
Windows環境での Claude Desktop と Node.js のインストール手順を解説します。
MCPを使うことで、Claudeとローカル環境を連携させたり、独自の拡張機能(ツール)を開発できるようになります。
ただし、利用するにはいくつかのセットアップが必要です。
この記事ではその「最初の一歩」として、環境構築の流れをわかりやすくまとめています。
🔧 記事の位置づけ
この手順は、MCPを動かすための準備ステップにあたります。
「Claude Desktop」と「Node.js」をインストールしておくことで、
次の段階(実際のMCPモジュール導入・動作確認)へスムーズに進めます。
🧭 全体の流れ
手順は大きく2ステップ構成です。
- モジュールのダウンロード
- インストール
- Claudeアカウントへのログイン
- バージョン確認
- Node.jsインストーラのダウンロード
- インストール
- 環境変数・バージョン確認
これらを完了すれば、MCP関連のモジュールを扱う準備が整います。
エンジニア視点でも、非エンジニア視点でも迷わないよう、実際の画面を交えて説明していきます。
続く本文では、実際のダウンロード手順から順に解説していきます。
Step 1:Claude Desktopのダウンロードとインストール
まずは、Claude Desktopを公式サイトからダウンロードします。
① Claude 公式サイトへアクセス
以下の公式ページにアクセスします。
② Windows版を選択してダウンロード
ページを開くと、Windows・macOSなど複数のボタンが並んでいます。
その中から 「Windows」 ボタンをクリックしてください。

💡 補足:Arm版を利用している場合
一部のノートPC(例:Surface Pro Xなど)では、CPUに「Arm(ARM64)」アーキテクチャが採用されています。
その場合は「Windows (Arm64)」ボタンを選択してください。
通常のデスクトップPCやノートPCをお使いの方は、基本的に通常の「Windows」版で問題ありません。
ダウンロードボタンを押すと、ClaudeSetup.exe というインストーラが自動的にダウンロードされます。
次の手順で、このインストーラを使ってClaude Desktopをインストールしていきます。
③インストーラを起動する
ダウンロードフォルダにある 「ClaudeSetup.exe」 をクリックします。
セットアップ画面が立ち上がったら、画面中央の 「始める」 ボタンをクリックします。

④サインイン画面を開く
インストールが完了すると、サインイン画面が表示されます。
ここで Googleアカウント または メールアドレス を選択できます。
今回は例として、Googleでサインイン する手順を紹介します。

⑤Googleアカウントでサインイン
「Googleで続ける」ボタンをクリックすると、ブラウザが自動的に開きます。
「Sign in with Google」の画面が表示されるので、
ご自身のGoogleアカウントを選択してください。

⑥サインイン完了を確認
ブラウザに 「Sign in Complete」 と表示されれば、サインインは完了です。

⑦デスクトップ版のログイン確認
デスクトップ版Claudeを開き、画面右上に自分のユーザー名(またはメールアドレス)が表示されていれば、
インストールとサインインが正常に完了しています。

Step 2:Node.jsのインストール(MCP利用準備)
Claude Desktopのセットアップが完了したら、次は Node.js をインストールします。
Node.jsは、MCPのような外部モジュールやローカル連携を動かすために必要な基盤ソフトウェアです。
ここでは、Windows環境でのインストール手順を順に見ていきます。
① Node.js公式サイトにアクセス
以下のリンクから、Node.jsの公式サイトにアクセスします。
サイト上部にある 「Node.jsを入手する」 ボタンをクリックします。

② バージョンを選択する
次の画面で、Windows版 を選択します。
バージョンには、2つの種類があります。
- LTS(Long Term Support):安定版(企業利用・長期サポート向け)
- Current:最新機能版(新しい環境を試したい方向け)
💡 補足
初めてインストールする方は、安定性を重視して「LTS」版がおすすめです。
今回はMCPの最新動作を確認したいので、Current版 を使用します。
Windows用のダウンロード一覧から、
「Windows Installer (.msi)」 の x64 を選択します。
⚠️ 「スタンドアローンのバイナリー (.zip)」は上級者向けです。
手動で環境変数設定などが必要になるため、通常は選ばないようにしましょう。

③インストーラを起動する
ダウンロードが完了したら、ファイル名が node-vxx.xx.x-x64.msi のインストーラをクリックします。
セットアップウィザードが起動します。
「Welcome to the Node.js Setup Wizard」 → [Next] をクリック

「End-User License Agreement」 → [I accept the terms in License Agreement] にチェック → [Next]

「Destination Folder」 → 特に指定がなければそのまま [Next]

④カスタムセットアップ画面
次に表示される 「Custom Setup」 では、特に設定変更の必要はありません。
あとから変更できるため、そのまま [Next] をクリックします。

⑤[Tools for Native Modules] の確認
続いて 「Tools for Native Modules」 のチェック項目が表示されます。
これは、C++アドオンをコンパイルするための追加ツール(PythonやVisual Studio Build Tools)を自動的に導入するオプションです。
💡 補足
通常のMCP利用であれば、このオプションは チェックを外したままでOK です。
ネイティブモジュール(C++連携など)を扱う予定がある方のみ、チェックを入れても問題ありません。

チェックを入れずに [Next] をクリックしてください。
⑥インストールの実行
最後に 「Ready to install Node.js」 と表示されたら、
[Install] をクリックしてインストールを開始します。

完了後、[Finish] を押してセットアップを終了します。

⑦バージョン確認
インストールが完了したら、Node.jsが正しく動作するか確認します。
確認には「PowerShell」を使用します。
💻 PowerShellの起動手順
- Windowsの左下にある「スタートボタン(Windowsマーク)」をクリックします。
- 検索ボックスに 「PowerShell」 と入力します。
- 表示された「Windows PowerShell」をクリックして起動します。
💡 補足
管理者権限は不要です。通常モードで問題ありません。
ただし、インストール時にシステム環境変数が反映されていない場合は、一度再起動してからPowerShellを開くと確実です。

✅ Node.jsのバージョン確認コマンド
PowerShellが起動したら、次のコマンドを入力して動作確認を行います。
node -v
正しくインストールされていれば、次のようにバージョン番号が表示されます。
v25.1.0
続けて、npm(Node.jsに付属するパッケージ管理ツール)のバージョンも確認します。
npm -v
どちらもバージョン番号が表示されれば、Node.jsは正常にインストールされています。

⚠️ npmコマンドでエラーが出る場合(参考)
環境によっては、
npm -vを実行した際に
「スクリプトの実行が無効になっている」という赤文字エラーが表示されることがあります。これはPowerShellのスクリプト実行ポリシーによる制限が原因です。
Claude MCPを動かすためには直接影響しないため、この記事では設定変更の手順までは省略しますが、
開発用途でnpmを利用する場合はSet-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUserを実行すれば解消できます。
これで Node.jsのインストールと動作確認 は完了です。
次のステップでは、いよいよ MCPモジュールの導入 に進みます。

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